しらうお機船船びき漁とは
期間限定の漁法
「しらうお機船船びき漁」は、
【期間】
9/21~11/15
【時間】
①9/21~9/30→朝6:30~7:15
②10/1~11/15→朝6:30~7:30
(期間、時間ともにその年によって前後あり)
と、八郎湖において期間限定で許可されている漁法。
2艘で網を引っ張る
このように、2艘で特殊な網を引っ張ってシラウオ、ワカサギを追い込んでいきます。
そして、網を引き上げるときはこのように2艘をくっつけて、
引き上げます。
魚の仕分け
着岸後は、シラウオとワカサギを丁寧に仕分けし、卸業者さんに持っていきます。
だいたいすべての作業が終了するのは9:00頃になります。
(この「着岸する」という操縦が初心者の私には死ぬほど難しく、1シーズン立っても習得できたか怪しいレベルでした・・・ごめんなさい)
業界の現状
人手不足
他の業界と同じで、人手不足に悩まされています。
しらうお機船船引き漁のようにペアで行う漁は、相手がいないと成り立たないため、腰を据えて取り組める若手が求められていると感じました。
八郎湖のこれから
人手不足ではありますが、基本的には魚を取る人が少なくなれば、一人当たりの利益は上がることも予想できます。(逆に言えば、「誰にでもどんどん新規参入されると困る」のかもしれません)
漁師さんたちとコミュニケーションをしっかりとることができれば、チャンスも眠っているようです。
(ベテランは、1シーズンでチームとして200万円近くの売り上げ高をたたき出すこともあるとの情報です。)
(新規参入する場合は免許取得費用等々の初期投資が必要となります。)
八郎湖周辺の体力自慢へ
こんな人に向いてると思った
1シーズン手伝ってみて、ベテラン漁師さんのすごさを知りました。
僕が手伝ったチームのリーダーは、90歳近くになるのに負けず嫌いで元気バリバリでした。素早い状況判断、ロープワーク、どれもプロの技でした。
・体力に自信がある方
・家が八郎湖に近い方
・向上心を持てる方
であれば、打ち込む価値のある仕事です。
漁村の生活に寄り添う
また、漁業法には、古くからの漁村を守る一面もあると言われています。この点を十分に理解してから、チャレンジしていく必要があると考えています。
「親戚に漁師さんがいる」「町内に漁師さんがいる」そういった方はぜひご検討ください。
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