ABS秋田放送さんに「公務員×NPO副業」が取材されるかも

ゲンです。公務員です。兼、もうすぐNPO法人BALaboの理事長になります。

なんと!ABS秋田放送さんから、公務員としてのNPO副業について、ペン取材を受けました!

企画書を書くための準備だそうで、まだ実際に放送されるかはわからないのですが、もし放送されるなら「公務員の副業解禁」に向けて非常にいいできごとです。

なんで興味を持ってもらえた?

ABSnewseveryの担当者さんが、湯沢晃平さん(三種町地域おこし協力隊、BALabo理事)のブログ「みたね日記」を見て、認知してくれたようです。(湯沢さんマジでありがとうございます!!)

そして、僕のツイッターやブログ、主にワカサギ漁関連などを見てくださり、興味を持ってくださったとのこと。

いやー、書いておいてよかった。

記者さんとのやりとり

取材はABSさんの社屋で。見学したかったので「ぜひ行きたいです!」と希望しました。

普通に生放送中のブースとかも見れて楽しかった!(もちろん、ほとんど撮影NGでした)

本題、やりとりはこんなかんじです。(もちろん、実際はこんなに簡潔に話すことはできません)

記者さん)(以下、記)
佐竹知事は最近、「若者に活躍してほしい」という発言をしています。「公務員×NPO副業」の活動は、こうした発言と関係ありますか?

ゲン)(以下、ゲ)
知事の発言によって活動を開始したわけではありません。ですが、関係は少しあります。
NPO法人として「公務員の副業解禁」を目指していますが、その理由の一つが、「佐竹知事の思いに合致すると思っているから」です。タイミングを見て、知事にもプレゼンしようと思っています。
実現すれば、社会にも自分にもいい影響がたくさんあります。その上、確率の高い勝負とあれば、やらない手はないと考えています。

記)
秋田で暮らしていて「閉塞感」のようなものを感じることはありますか?

ゲ)
運よく地元の友達が秋田に残っているので、個人的には結構楽しんでいます。
ですが、本当は秋田にいたいのに、 「求める水準の給料を出してくれる企業がないから」「やりたい仕事がないから」というような理由で秋田から出て行ったり、または帰ってこれない友人がいたりして、それは残念なことで、閉塞感のようなものも感じます。

記)
公務員として個人での活動を立ち上げるからには、何らかのジレンマや、問題意識があるのではないかと思いますが、それはどのようなものでしょうか?

ゲ)
「このままじゃいけないよね」と誰もが思っているようなことでも、それでも声を上げることが難しい状況にジレンマを感じます。
だから、公務員であろうが、組織にとらわれず自分の考えで社会に貢献できるようになる仕組みとして、副業解禁が必要だと考えています。

たしかに職員は、政策で決まったことをきっちり実現することこそが仕事です。そこは、絶対に守らなきゃいけないラインです。
だから、どうしても強固な仕組みや、大きな時代の流れに従わざるをえない仕事になってしまいます。
ですが、一番現場に近いところで現実を見ているのも職員だと思います。もっと、覚悟を決めて声を上げ、実行に移す職員が増えれば、微力かもしれませんが、秋田県をいい方向に向かわせることができると思います。

記)
今後の活動予定について教えてください。

源)
プログラミングやブログライティングを身につけつつ、春になったらまずは実家の山に山菜を取りに行くつもりです。初期投資がかからない上、利益率の高い事業であることから、まずは山菜で活動資金を積み上げてきたいと思っています。その上で、
・コケ栽培
・はちみつ採取
・ワカサギ漁
などの一次産業や、
・お盆の奉納相撲大会復活
・お寺を利用したカフェ
・海外の観光客を対象にしたツアー
などのイベントも手掛けていくつもりです。

放送されたら一気に副業解禁まで持っていける、かも

もし取材の企画書が通れば、イメージ的には、 
「いくつかの活動(山菜取り、相撲とか)を単発で放送し、年末とかにまとめて密着取材版を放送」 
「1放送につき5~10分くらいの尺」 

という感じが考えられるとのことでした。

「公務員が副業なんてけしからん!」という意見を持つ人が一定数いるのは事実です。ですが、これだけの尺をいただけて、意義をしっかり説明することができれば、世論を味方につけることができるかもしれません。そうしたら、知事へのプレゼンも上手くいって、一気に副業解禁になるかも。

とはいえやはり、活動の実態が伴っていないことにはしょうがないので、まずは淡々とやるべきこと(主に予算づくり)をやらねば。頑張る。

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